2005年06月04日

シャーク山荘補修の楽しさ

 シャーク山荘の補修工事に少しでもお役に立ちたいと思い、5月の連休に山田、大村、佐藤OB各氏の後を追い、伊豆大川の自宅から愛車X-trailを駆って約6時間あまり、シャーク山荘に着いたのは、4月30日の夕方すでに4時を回っていました。補修部隊精鋭の3人はまだ一生懸命に夫々の作業を行っており、その作業の厳しさは歓迎の挨拶をする顔に表れていました。私はその日は移動のドライブだけに終わり、何も出来ずに申し訳ない思いでしたが、無事に着いた安堵感で一杯でした。 

 その夜に初めて「滝見の湯」という温泉に連れて行ってもらいましたが、これがまた、入湯料500円と安くて立派な温泉施設で、ゆったりと「露天風呂」まで楽しめました。あまりに気持ちが良くて、私がつい長湯をして皆を待たせたので、「長湯好き」がバレてしまいました。やはり温泉は何時入っても良いですね。日本人である有難さを実感しました。その夜は麓の小海町から藤田和弘・邦子夫妻も一本引っ下げて駆けつけてくれまして、6人でささやかな小宴会を開き、久し振りの話しに花が咲き、楽しいひと時でした。佐藤氏は仕事などの関係で翌朝早く4時半頃に車で帰ったのですが、私は「白川夜船」で寝込んでおり全く知らずに失礼しました。

 翌日は朝から作業の手伝いで、私はもっぱら「薪作り」をやり、枝打ちした大小の枝を一定の長さに電気チェインソーで切り揃えました。伊豆の自宅では薪作りも自分でやっており、チェインソー、長い斧、なた、などの道具は揃えてあり、それを車に積んできましたので「お手の物」で、手際よくできました。「薪割り」も慣れており、直径と高さ30センチぐらいの丸太を1メートル余りの長い斧で「一刀両断」に断ち割る時、今では打ち損じは余りありませんが、今回は斧を使う機会が無かったのは、一寸残念でした。しかし、実を言うと、腰が痛くなるので、休み休みやっておりましたので、皆に心配かけずに済みました。出来た薪は床下に収納し、秋〜冬季に備えてありますが、直ぐに燃やしてしまうでしょうから、まだまだ、薪作りは必要と思います。  

 午後は玄関の雨よけの軒先を支えていた2本の支柱が腐っているので、新品への交換作業の手伝いでした。私は新しい支柱を探しに山荘の周りを歩き、直ぐ近くの林の中に白い白樺の倒木を見つけ、それを拾って細工してみました。取り付けは大村、山田両氏と3人で協力し、寸法を合わせながらカットし土台のコンクリートの穴にも何とか上手くおさめ、玄関に向かって右側の支柱はこの「白樺」を、左側は「からまつ」をがっちりと取り付けました。からまつは普通の真直ぐの支柱ですが、白樺は細めで曲がりのある枝が突き出た個性的な支柱です。 山荘に行かれた時には、先ず、左右「非対称の美」をどうか、お楽しみ下さい。 その他、トイレ前の手洗いと洗面台の設置、水槽タンクからの配管固定などの工事が行われ、廃物利用で何とか上手く工夫して便利になるよう作業をしましたが、時間切れで、まだ工事半ばで終わりました。 

 3日目の朝に、沢から水槽タンクへ強力な水ポンプで注水試験を行い、見事成功でした。沢から水タンクへのパイプの配管はすでに終了しておりましたが、うまくいくか心配でしたが、途中、床下のパイプ1箇所に水漏れがあることが判り、早速修理してOK。沢の流れに入れたポンプの出口とパイプの継ぎ目を両手で必死に押えていた山田氏のご苦労は大変でしたが、これは以後きちんと継ぎ目をセットすれば大丈夫でしょう。これらのパイプ、ポンプや水槽タンクは、以前、水を沢から引いて一旦タンクに貯め台所の蛇口に水を供給するシステムを作った時のものです。昔は一時この水道を利用できて便利だったのですが、大きな台風の襲来によって敢え無く一夜にしてそのシステムが破壊されてしまったのです。以来、修復もかなわず、放置されていましたが、補修部隊が苦労してパイプなど回収して再利用しているのです。 新しい水道設備システムが陽の目を見て近いうちに利用可能になることを祈っております。このように少しずつですが、シャーク山荘に補修・改修の手が入り、「適度の快適さ」を持った山小屋となり、皆で気持ち良く利用できるようになれば幸いです。

 私は建設当初から、このシャーク山荘が「自然に親しみ、人間交流の場」として役に立つように心から願っておりました。OB・OG諸氏に苦労をおかけした創設時代から30余年を経たシャーク山荘の歴史を振り返ってみて、それぞれの時代に、その時の現役諸君達と登った数々の山行で、また、我らの山小屋『シャーク山荘』で過ごした楽しい思い出が走馬灯のように浮かび、まことに感無量の思いです。これからもこのシャーク山荘が「命ある限り」、我々の「心のふるさと」として愛され、利用されることを祈願しております。

 昨秋10月2日〜3日に「シャーク山荘30周年記念の集い」で山荘に集まった折に、シャーク7期生の吉末(旧姓広田)由紀子さんが差し入れして下さった「Chivas Regal」の高級スコッチ・ウィスキーが未だ封を切らずに戸棚に残っていたので、今回、4月30日の小宴会の際、これを賞味させて戴こうかと戸棚から出したのですが、「勿体ない」と衆議一決し、別の相応しい機会に頂戴しようと、代わりに「Suntory Reserve」で我慢したのです。その時、「広田さんは今どうしているかなア―、元気かなー?」と話しが弾みました。 彼女は学生時代から元気で聡明な皆が信頼し憧れた「アイドル」でした。その後、今年5月2日に彼女が急逝されたことは、全くの「青天の霹靂」で私も深い悲しみに沈み大変なショックを受けましたが、昨秋の山小屋での彼女の元気だった姿を思い起こし、不思議な因縁を感じております。 この「Chivas Regal」はいずれ、広田(吉末)由紀子さんの生前を偲びながら、有難く賞味し頂戴したいと思っております。その後直ぐに、5月16日には鮫研の5期生の小平純平氏がやはりマレーシアで急逝された訃報があり、その他、シャーク20期生の森崎みなみさんのご母堂のご逝去、伊豆に移住以来、大変お世話になった近隣の奥様の急逝と、この5月に入って度重なる愛すべき人々の訃報に接し、また葬儀などに赴き、私共は悲嘆に暮れ些か体調も崩し精神的に落ち込んでおりましたが、やっと立ち直り落ち着いてまいりました。 今はただ、故人となられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げ、御遺族のこれからの幸せを願うのみであります。                   合掌。
posted by Shark at 00:00| Comment(0) | 日記
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